校正刷りは、朝のうちに見る
インクの匂いが強い午後は、誤植を見逃しやすい。秋号の最終校は、開店前の一時間に回しました。
京都・東山 独立出版社 二〇一六年創業
ABOUT
社屋は、三年坂を少し入った木造の町家です。一階が書店と茶席、二階が編集室。午前は校正、午後は来店の方と本の話をします。大きな広告は出しません。届ける相手は、最初から多くを想定していません。
印刷は近所の工房に頼み、紙は少し厚めのものを選びます。デジタルで先に読む版もありますが、余白の幅だけは紙の本と揃えています。
いま手に取れる三冊
庭師・青木蓮による、五つの庭のフィールドノート。図版はすべて鉛筆。
器を集めるのではなく、毎朝どれを出すかを書く。写真は窓際の自然光だけ。
東山を歩きながら拾った看板、会話、雨の日の遠回り。季刊からの再編。
編集室の日誌
インクの匂いが強い午後は、誤植を見逃しやすい。秋号の最終校は、開店前の一時間に回しました。
同じ本文でも、紙が変わると行間の感じが変わります。今号は生成りに決めました。
『石の温度』に載せきれなかった四つ目の庭。次号の手記で、短く紹介します。
VISIT
書店は水・木・金・土の 11:00–18:00。定休日は月・火・日。茶は一席ずつ、予約の方を優先しています。本のご注文は、下記からどうぞ。